児玉陽一さん、子どもたちのサポート ありがとう、そして 社会人のスタートおめでとう

1月11日、「子どもの居場所」の唯一の若手ボランテイア、大学院生の児玉陽一さんが卒論の完成作業と静岡県浜松市での就職準備のためにこの日が最後の活動となりました。

約2か月間、毎週火曜日8回という短期間ではありましたが一回も休むことなく一生懸命、子どもたちの勉強、ボール遊びやトランプ、芋ほりなどの活動をサポートしてくれました。60歳代70歳代の高齢?ボランテイアだけの中で唯一の若手のお兄さんということもありますが、子どもたちから絶大な人気があり、彼の周りには子どもたちがいつも集まっていました。

そのため、今日でお別れすることに子どもたちも他のボランテイアたちも寂しい思いでいっぱいで、なかには別れを受け入れられない子もいました。が、児玉さんが大学院を卒業して社会人として新たな人生の一歩を歩みだすことはとてもうれしいことです。そのため、今日の居場所終了後には皆で児玉さんに「ありがとう」と「おめでとう」を伝えました。本当に、児玉さんありがとう。そして、社会人のスタートおめでとう。

社会人になっても、夏休みなどで帰省することがあったら「居場所」に顔を見せてくれたら嬉しいけれど、ちょっと無理かな。

児玉さんに勉強を見てもらうとすごくはかどります
児玉さんに勉強を見てもらうとすごくはかどります
ジャガイモ掘りは楽しかったね ジャガイモは小さいけれど美味しかったよ
ジャガイモ掘りは楽しかったね ジャガイモは小さいけれど美味しかったよ
最後のお別れの日 直前までボール遊びをしていた子らは別れを素直に受け入れられないかな
最後のお別れの日 直前までボール遊びをしていた子らは別れを素直に受け入れられないかな

(高齢ボランテイアの独白)

 

私が大学生だったのは今から半世紀も前のことですが、大学の卒業前は旅行や遊ぶことだけ考えて、人のために何かボランテイアをやろうなんて考えたこともありません。そんな私から見て、児玉さんのような学生さんがいることはすごく頼もしく思います。「近頃の若者は」なんて言っている高齢者の方もいますが、そんなことはありません。今どきの若者は素敵で、すごいんです。